● 相生と相剋
”十二支”は、もともと季節を表すものです。
十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類からなっています。
毎年、その年の干支(えと)があります。因みに、今年2013年は「巳(み)年」にあたります。
今年が、巳年ですので来年は午年となり。12年をかけて、子〜亥を一回りしていきます。
巳年が次に来るのは、12年後の2025年になります。
この十二支には、陰陽和合の理というのがあり、お互い助け合う支(えと)がありそれを基本に吉凶が判断されます。
― 和 合 ―
”和合”には、下記に示す六つの組合せがあります。
・子(ね) ― 丑(うし)
・寅(とら) ― 亥(い)
・卯(う) ― 戌(いぬ)
・辰(たつ) ― 酉(とり)
・巳(み) ― 申(さる)
・午(うま) ― 未(ひつじ)
上記、六つの組合せが”和合”の組合せです。
表の見方として、例えば、
「午(うま)年生まれ ― 未(ひつじ)年生まれ」の人は、親密和合する組合せとなります。
― 三 合 ―
”三合”とは、共通した性質を持つ支(えと)が、その持っている性情にしたがって”和合”し、助け合っていく組合せの事です。
・申(さる) ― 子(ね) ― 辰(たつ)
・巳(み) ― 酉(とり) ― 丑(うし)
・寅(とら) ― 午(うま) ― 戌(いぬ)
― 対 中 ―
”対中”とは、方位上の十二支のことで、正面の支(えと)との関係をいいます。
すなわち、六組の対中する組は、お互いに顔を突き合わせる運命を持っています。
同一の目標に向かって突き進む共同した何かがある。
まったく相反したものを持っている
上下・左右・表裏というように切り離す事が出来ない、密接な関係を持っています。
― 三 刑 ―
”三刑”には、「恃勢(じせい)の刑」・「礼無き刑」・「恩無き刑」があります。
・恃勢の刑
ある支から順に数えて、四番目の支、逆に数えて十番目の支との関係を言います。
「恃勢の刑」の組合せは、
・寅(とら) ― 巳(み)
・巳(み) ― 申(さる)
・申(さる) ― 寅(とら)
「恃勢の刑」は、自分の勢いをかって衝突します。
恋愛・結婚した場合、家庭不和、最悪の場合は別れることにもなります。
・礼無き刑
礼無き刑関係は、相手を裏切ったり、落とし入れたりする関係です。
・丑(うし) ― 戌(いぬ)
・未(ひつじ) ― 丑(うし)
・恩無き刑
勝手気まま、無礼千万、礼儀が全くなく人間関係が全く望めない関係です。
・子(ね) ― 卯(う)